内容説明
親鸞聖人が門弟に宛てられたご消息四十三通の中から、聖人の真宗教義の根幹を伝える二十通を選んで、本願寺派勧学の著者が解説。口絵には、慶信房からの質問状に聖人が直接加筆訂正され、その余白に返事が書き入れられている貴重な真蹟の写真を掲載。
目次
『親鸞聖人御消息』はどのような聖典か
有念無念の事―親鸞聖人御消息第一通(末灯鈔第一通)
笠間の念仏者の疑問にこたえて―親鸞聖人御消息第六通(末灯鈔第二通)
自然法爾の事―親鸞聖人御消息第十四通(末灯鈔第五通)
有阿弥陀仏へご返事―親鸞聖人御消息第二十六通(末灯鈔第十二通)
一念・多念のあらそひ―親鸞聖人御消息第四十一通(御消息集広本八通略本三通)
信心まことなる人―親鸞聖人御消息第二十通(末灯鈔第七通)
造悪無慚の異義を誡める―親鸞聖人御消息第二通(末灯鈔第二十通)
慈信房義絶通知―親鸞聖人御消息第二十八通(御消息集広本十通略本五通)
臨終の善悪を申さず―親鸞聖人御消息第十六通(末灯鈔第六通)
信心決定は釈迦・弥陀のお導き―親鸞聖人御消息第三十通(末灯鈔第十三通)
報恩のために念仏申す―親鸞聖人御消息第二十五通(御消息集広本七通略本二通)
目もみえず候ふ―親鸞聖人御消息第十通(末灯鈔第八通)
慶信房の領解に添削―親鸞聖人御消息第十三通(末灯鈔第十四通)
往還ともに如来の回向―親鸞聖人御消息第二十一通(末灯鈔第二十一通)
誓願・名号同一の事―親鸞聖人御消息第二十三通(末灯鈔第九通)
仏智不思議と信ずべき事―親鸞聖人御消息第二十四通(末灯鈔第十通)
他力のなかに他力とはいわぬ―親鸞聖人御消息第三十八通(末灯鈔第十七通)
十二光について―親鸞聖人御消息第三十一通(御消息集広本十七通略本九通)
本願は非行非善―親鸞聖人御消息第四十二通(末灯鈔第二十二通)
著者等紹介
霊山勝海[ヨシヤマショウカイ]
1932年生まれ。龍谷大学大学院博士課程修了。元京都女子大学教授。本願寺派勧学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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