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西本願寺への誘い―信仰がまもり伝えた世界文化遺産

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894167131
  • NDC分類 702.17
  • Cコード C0015

目次

御影堂
阿弥陀堂
対面所
白書院
雁の間
菊の間
雀の間
浪の間・太鼓の間
虎の間
狭屋の間
板戸
装束の間
南能舞台
北能舞台
黒書院
虎渓の庭
唐門
飛雲閣
黄鶴台
経蔵

著者等紹介

岡村喜史[オカムラヨシジ]
1962年奈良県に生まれる。龍谷大学大学院博士課程単位取得退学。本願寺史料研究所研究員・龍谷大学准教授を経て、現在は本願寺史料研究所客員研究員。中央仏教学院講師。専門分野は真宗史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

107
「門徒物知らず」「京都人の京都知らず」を是正すべく購入。改訂版が出ているのは知りませんでした。阿弥陀堂と御影堂が国宝に指定されたので、そういった事を改定したのかなあ、と、思わぬでもなし。いや、白書院と飛雲閣、大昔に特別拝観(御剃刀を受けると拝観券がついてくる)で見学する機会があった。ただ、解説してくださる宗務庁の職員さんに失礼ではないかと思うくらい無知であった。いずれ暇を見つけて行こう。2023/06/18

chang_ume

12
現地調査前に一読。建築と装飾の有機的関係を重視した内容で、主に建築史と美術史の視点からランドスケープ総体として西本願寺を理解できる一冊。対面所障壁画と唐門内側彫刻に共通する張良故事から両建築の位置連関を説く箇所など、なるほどと思わされた。秀吉関連建築の移築伝承についても丁寧に反証を加える一方で、虎渓の庭に残る一部景石(緑泥片岩)に関しては聚楽第からの移築可能性を有力視する。最近改訂版が出ましたが内容補遺はどのあたりだろうか。良書。2023/05/28

荒野の狼

4
真宗史を専門とする岡村喜史(よしじ)による2012年に本願寺出版社から発行された西本願寺の本。2004年から7年間「季刊せいてん」に連載した「本願寺の風景」を一冊にまとめて再編集してもので、写真は再撮影されている。29章に分かれて、西本願寺の建物と内部構造、障壁画が解説されているが、写真の占める部分が大きいので図録といってもよい内容で、とくに絵の写真と解説が充実している。2023/03/24

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