出版社内容情報
日本史研究の成果から親鸞聖人の背景にある時代性を明らかにし、聖人の行動や苦悩のなかから現代にも通じる生き方を探る。
岡村 喜史[オカムラ ヨシジ]
著・文・その他
内容説明
浄土真宗の開祖である親鸞聖人は、動乱の時代を生きたひとりの歴史上の人物でもあった。これまでの伝承と歴史学的手法によって明らかになった事実から、その実像に迫る。
目次
第1章 時代の波と転機(親鸞聖人の誕生;移り変わる時代 ほか)
第2章 青年期の苦悩(出家得度の理由;得度の戒師・慈円 ほか)
第3章 出会いと別離(専修念仏に帰す;法然聖人の門弟たち ほか)
第4章 伝道の日々(僧にあらず俗にあらず;罪人としての苦労 ほか)
第5章 晩年の生活とその後(帰洛の目的;京都での門弟 ほか)
著者等紹介
岡村喜史[オカムラヨシジ]
1962年奈良県に生まれる。龍谷大学大学院博士課程単位取得退学。龍谷大学准教授を経て、現在は本願寺史料研究所研究員、中央仏教学院講師、武蔵野大学講師。専門分野は真宗史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- JE SUIS HULK