出版社内容情報
ことばとともに生きる。
ただいたずらに歳月を送るばかりの人生で終わってはならないのです。先ず自ら踏みとどまって、いま私たちは何に出遇うべきかを、心を静めて考えてみたいものです。(本文より)
人生を知り、仏教に出遇うための25話。
み仏の温かさがことばの輝きとなって結実する。
既刊『ことば-仏教語のこころ』に新たな1章を加え、さらに充実したリニューアル新書版。
藤澤 量正[フジサワ リョウショウ]
著・文・その他
内容説明
仏のあたたかさを識るものは現実の厳しさも知る。その厳しさとあたたかさは、一人の布教使のことばの輝きとなって結実した。浄土真宗の伝道に九十年の生涯を捧げた布教使が、その情熱の源となった法語を綴った随想法話集。
目次
第1章 人生の背景(大悲―だいひ;真実―しんじつ ほか)
第2章 仏はみ名となりて(遇法―ぐうほう;回向―えこう ほか)
第3章 娑婆を生きる(生死―しょうじ;懴悔―さんげ ほか)
第4章 いのちに帰して(往生―おうじょう;後生―ごしょう ほか)
著者等紹介
藤澤量正[フジサワリョウショウ]
1923(大正12)年滋賀県に生まれる。龍谷大学文学部(仏教学専攻)卒業。鉄道道友会講師、伝道院研修部長、中央仏教学院講師を歴任。本願寺派布教使、滋賀県浄光寺前住職。2012(平成24)年7月往生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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