目次
第1章 妙好人とは
第2章 親鸞聖人における信心とその利益(他力信心と二種深信;信心の利益;憶念の心とは;転悪成善の益;念仏者は無碍の一道;求めなくても知らないうちに得られるすばらしい利益;正定聚の利益)
第3章 妙好人における信心とその利益(大和の清九郎;讃岐の庄松;長州のお軽;因幡の源左;石見の才市)
著者等紹介
白川晴顕[シラカワハルアキ]
1950(昭和25)年、広島県に生まれる。龍谷大学大学院博士後期課程(真宗学専攻)単位取得満期退学。龍谷大学講師を経て、中央仏教学院長。広島県専教寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もも
7
浄土真宗について、これほど学ぶ機会が今まで無かったので新鮮だった。宗教と聞くと悪いイメージしか無かったが、中身を知れば知るほど現代に欠けている大切なものを取り戻せる気がする。良い悪いで裁かない、物の見方を身につけていきたい。2016/11/29
むらむー
0
「憶念の心」 いつもいつも思っているわけではないが、無意識の中では忘れてなく、支えられているという思いがある。 「帰っていく世界」 浄土の世界が帰る家だと思えれば、現世や人生は安心して出かけられる旅行のようなもの。 この2つの考え方は良いなあと思いました。2024/12/07