出版社内容情報
宗教学者・釈徹宗氏と弁護士・大平光代氏が、『歎異抄』や「御消息」の内実に迫って語り合った1冊。親鸞聖人の言行録や手紙、その妻・恵信尼公の手紙から見えてくるのは、人生に苦悩する等身大の人間像。宗教学者・釈徹宗氏と弁護士・大平光代氏が、その内実に迫って語り合う。若者たちを交え、『歎異抄』から現代社会の悩みを掘り下げる討論会も収録。
釈 徹宗[シャク テッシュウ]
著・文・その他
大平 光代[オオヒラ ミツヨ]
著・文・その他
内容説明
親鸞聖人の言行録や手紙、その妻・恵信尼公が残した手紙から見えてくるのは、人生に苦悩する等身大の人間像。だからこそ、これほどまでに、私たちの心を揺さぶるのか…。宗教学者・釈徹宗と弁護士・大平光代が『歎異抄』の内実に迫って語り合う。
目次
第1章 釈徹宗と大平光代の『歎異抄』(『歎異抄』に助けられ生きてきた;「立ち位置」を変えるとラクになる;第二条―ただただシンプルな姿勢 ほか)
第2章 若い世代の悩みと歎異抄(歎異抄の魅力は;家の宗教、自分の宗教;「幻聴さん」がやってくる ほか)
第3章 世俗を生きた人間親鸞―ご消息にみる晩年のお姿(息子善鸞を義絶;「玉日」は実在人物か;苦悩を経て精力的に著作 ほか)
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年、大阪府生まれ。相愛大学人文学部教授。専門は宗教学、比較宗教思想。浄土真宗本願寺派如来寺住職、NPO法人「リライフ」代表
大平光代[オオヒラミツヨ]
1965年、兵庫県生まれ。弁護士。中学時代のいじめを苦に非行に走るが、猛勉強の末、29歳で司法試験に一発合格。元大阪市助役。この間、中央仏教学院で仏教を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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