内容説明
インド・ムンバイのスラムで育った青年ジャマールは、クイズショーで不正を働いたとの容疑で警察に逮捕される。世界最大のクイズショー「クイズ・ミリオネア」で、あと1問正解すれば番組史上最高額の賞金2000万ルピーを獲得できるところまで勝ち進んだ夜のことだった。まともに教育を受けていないスラムの負け犬がどんなずるい手を使ったのかと尋問され、ジャマールはクイズの答えを知ることになった過酷な過去を語り始める…。キャストのほとんどがインド出身であるため、インド訛りやインド英語特有の表現が含まれている。さらにヒンディー語も使われているので、最初は少々戸惑うかもしれないが、使われている英語表現は5~6語からなるシンプルなものが多いので、映画が始まって30分もすれば耳も慣れてくるだろう。イギリス英語を基調としたインド英語の独特のイントネーションは、舞台インドの雰囲気を伝えている。
目次
1 僕は答えを知ってた
2 アミターブのサイン
3 弓と矢
4 クリシュナ神の歌
5 タージ・マハル
6 100ドル札
7 チューリップ・スター・ホテル
8 お茶くみ係
9 私を忘れて
10 最後の問題