内容説明
古くは『風と共に去りぬ』から最近では『ハンニバル』に至るまで、数多くの映画にマザーグースが出てくる。また、『不思議の国のアリス』『ピーター・ラビット』『赤毛のアン』『ドリトル先生』『くまのプーさん』『大草原の小さな家』『メリー・ポピンズ』など、よく知っているお話でも、頻繁に引用されている。前作『映画の中のマザーグース』では、映画の用例を中心に紹介したが、今回は、映画だけでなく、文学、ポップス、漫画…と、さまざまなジャンルから引用例を選んだ。
目次
Birds of a feather
Bye,baby bunting
Eeny,meeny,miney,mo
Fee,fi,fo,fum
Goosey,goosey gander
Here we go round the mulberry bush
Hey diddle diddle
Humpty Dumpty
Hush‐a‐bye,baby
I do not like thee,Doctor Fell〔ほか〕
著者等紹介
鳥山淳子[トリヤマジュンコ]
大阪外国語大学外国語学部イスパニア語科卒業。メキシコのユカタン大学に約10ヶ月間国費留学。大阪府立南寝屋川高等学校、守口東高等学校を経て現在、旭高等学校勤務。マザーグース研究会会員。日本イギリス児童文学会会員
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感想・レビュー
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ちどり
14
今や英語圏だけではなく、世界中に知られるマザーグース。くまのプーさん ビートルズ ダイ・ハード 不思議の国のアリス トイストーリー etc...と記載しきれないほどの映画 小説(特にミステリー系アガサクリスティなど) アニメ 漫画 ドラマ などで引用される。愛らしい歌から残酷なものまで様様な歌があり とてもすべて把握できませんが、有名どころぐらいは覚えたいですねぇ,,,, 2014/11/02
gwtwrs
0
英語圏の人にとってマザーグースは聖書、シェイクスピアと並ぶ教養の基礎だとはよく言われることだが、具体的にどのようなことなのか日本人の私にはピンとこない。この本では、豊富な引用例からそれが学べる。文学は勿論、大人が見るような映画でも数多く引用されているのだなぁ。 著者のホームページ「大好きマザーグース」もこの本同様に完成度が高いので、併せて参照したい。 さて、次はシェイクスピアの名言でも学んでみようか。2020/12/01