内容説明
代表作を網羅し精選350句を収録。
著者等紹介
安住敦[アズミアツシ]
明治40年7月1日、東京生れ。俳人。10歳から5年間、父の勤務の関係で現福島県いわき市に住む。父の仕事の失敗後、帰京。立教中学卒業後、逓信官吏練習所を経て、通信省に勤務。以後、日本移動演劇連盟、官業労働研究所などに勤務。昭和5年、橋田東声主宰「覇王樹」に短歌を投じ、同年「若葉」に投句、富安風生選を受ける。10年、「旗艦」にも投句、日野草城選を受ける。戦時中の俳誌統合で「旗艦」は「琥珀」となる。終戦前後、「多摩」「諷詠派」の創刊に関わる。21年、久保田万太郎を擁し「春燈」創刊。38年、その死に遭い、主宰継承。37年、俳人協会の設立に参加。後、第4代会長(57年~62年)。41年、随筆集『春夏秋冬帖』でエッセイスト・クラブ賞受賞、47年、句集『午前午後』で蛇笏賞受賞。59年、朝日新聞俳壇選者。63年7月8日死去。東京都目黒区祐天寺に眠る
西嶋あさ子[ニシジマアサコ]
1938~。俳人。1971年より俳句を始め「春燈」(2003年まで)に拠り、安住敦に師事。春燈賞受賞。2004年、同人誌「瀝」創刊、代表同人。社団法人俳人協会理事。日本文藝家協会会員。著書『俳人 安住敦』で第16回俳人協会評論賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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