内容説明
詩人の魂は記憶の底より多くの思い出を呼び起こす。回想の中より甦った人々や事柄は再び新しい命のひかりを得て、著者の心に新たなる風を吹き込む。
目次
1 風に吹かれて(短歌少年だったころ;俳句は偶然;同人誌三部作のこと;うらとおもて ほか)
2 抒情の系譜(子どもを詠む;鳥を詠む;玩具を詠む;水泳(泳ぎ)を詠む ほか)
著者等紹介
大串章[オオグシアキラ]
昭和12年、佐賀県生まれ。「百鳥」主宰。『朝の舟』により第2回俳人協会新人賞受賞。『現代の俳句の山河』により第9回俳人協会評論賞受賞。日本文芸家協会会員
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