ふらんす堂文庫<br> 自愛―岡本眸句集

ふらんす堂文庫
自愛―岡本眸句集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 77p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784894020504
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

内容説明

既刊句集より自選303句を収録。

感想・レビュー

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pirokichi

16
2018年に90歳で亡くなった岡本眸さんの句集。1992年発行。第一句集『朝』から第七句集『手が花に』の中より自選303句を収録。〈かげろふや歩き出すとき少し咳〉〈膝抱いて顔もてあます秋の暮〉〈残りしか残されゐしか春の鴨〉〈柚子湯出て夫の遺影の前通る〉〈雲の峰一人の家を一人発ち〉〈踏台の赤い丸椅子冬仕度〉〈秋深むひと日ひと日を飯炊いて〉〈町落葉何か買はねば淋しくて〉「俳句は日記」を信条とした岡本さん。身辺の些事を鋭い感覚をもって鮮やかにさらりと切り取っている。俳句の題材は、「今ここ」にあるのだとつくづく。2021/08/27

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