内容説明
本書は、わが国における消費者問題を、具体的な日本社会における問題としてとらえ、検討するという視点に立って執筆したものを中心としている。日本における消費者の権利の確立ということを考えながら、日本における消費者問題の特性を探り、日本における消費者運動、さらに消費者行政について検討を加えたものである。
目次
1 日本における消費者問題の意義と性格
2 日本人の法意識と消費者の権利
3 日本における訪問販売と消費者の生活
4 独占禁止法と消費者の権利
5 消費者運動と財産権秩序
6 日本における消費者運動
7 地方自治と消費者行政
8 地方公営企業と消費生活