目次
プロローグ 身近な地域から平和を守る力を育む―地域における空襲被害から戦争の時代を想像する
1 工場内の空襲犠牲者―中島飛行機武蔵製作所内での「殉職者」
2 爆撃による工場内の被害状況について―証言を検証する
3 「米国戦略爆撃調査団」と中島飛行機武蔵製作所―爆撃のすさまじさを示す資料としての意義
4 米軍資料に見る中島飛行機武蔵製作所への爆撃―日本の空襲史の中で、どのような位置を占めていたか?
5 武蔵野町における市民の犠牲者―関前周辺での聞き取りを中心に
6 親友の命を奪ったあの戦争―中島武蔵製作所の工員だった渡辺えりさんのお父様の体験
エピローグ 戦時下の体験を想像し、平和を守る力にしたい―「非体験世代」は空襲体験を受け継げるのか
著者等紹介
牛田守彦[ウシダモリヒコ]
1961年愛知県生まれ。1988年早稲田大学大学院文学研究科(教育学専攻)修士課程修了。現在、法政大学中学高等学校教諭、武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会幹事、歴史教育者協議会会員、戦争遺跡保存全国ネットワーク会員、武蔵野市平和施策懇談会・委員(2010年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マカロニ マカロン
3
個人の感想です:B+。本年(2016)3月4月と東京大空襲、田無空襲の話を聞く機会があり、北多摩郡武蔵野町にあった中島飛行機工場への空襲の様子を知りたいと思い読んだ。1944年7月にサイパン島を陥落させた米軍は11/1に偵察飛行を行い、11/24にB29による初の空爆を中島飛行機工場に行った。以降終戦まで合計9回505機が2602tの爆弾を投下し、220人の死者が出ている。また誤爆などで周辺地域への攻撃も含めるとさらに死者の数は増加する。身近な戦争体験を知り想像力を働かせ、次の世代に伝承してことが必要だ。2016/04/17