内容説明
本書は、日本の家づくりがどこで間違いを犯し、それを正すために現在どのような試みが行なわれているかといった全体像を把握した上で、家づくりの様々な誤解を解きながら健康な家づくりの基本とは何か、これから求められる家とは何なのか、といったことについて述べている。
目次
第1章 もう不健康な家には住みたくない!
第2章 健康な家をつくるための高気密・高断熱の基礎知識
第3章 誰も教えてくれない高気密・高断熱住宅づくりのポイント―床下・シロアリ・窓・換気・暖房・欠陥住宅
第4章 こうすれば快適な家はつくれる
第5章 究極の「100年住宅」のつくり方
著者等紹介
野平史彦[ノヒラフミヒコ]
1955年北海道生まれ。(株)野平都市建築研究所代表。室蘭工業大学機械工学科、建築工学科を卒業。建築工学科では、高気密・高断熱住宅の第一人者、鎌田紀彦助教授のゼミに学ぶ。卒業後、岡田新一設計事務所に入社。主に美術館、博物館、図書館、大学といった公共性の高い建築物の設計にかかわる。その後、フィレンツェ大学建築学部に留学。主にルネッサンス建築について学ぶ。帰国後、野平都市建築研究所を設立。企業のコンサルタントや大学の顧問をしながら住宅の設計を始める中で、東京の住宅の“お粗末さ加減”に衝撃を受ける。特に、無知・無理解のもとに量産される高気密・高断熱住宅の現状を危惧し、コツコツと研究をはじめ現在に至る
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