内容説明
2001年、日本の金融機関は半減している。外資系金融機関の草刈り場と化す準大手。ようやく本格化か、銀行・証券・生損保の再編。
目次
第1章 ビッグバン発・金融業界の地殻変動(興銀・野村提携にみるビッグバンの本格的始動;ビッグバンは金融大改革の端緒 ほか)
第2章 加速する銀行再編の流れ(拓銀の死はパニック寸前の事態を呼んだ;不況の深刻化で増えつづける銀行の不良債権 ほか)
第3章 証券・生損保・ノンバンクの合従連衡(白旗を掲げた国内証券業界;すでに終わった大手証券の合従連衡 ほか)
第4章 大胆想定、3年後の金融業界(きわめて難しい金融業界の未来予測;21世紀初頭まで続く金融機関「疾風怒濤」の時代 ほか)
終章 ビッグバンへの賢い対策(おカネはできる限り早く安全な金融機関に移す;たいしたことはない外資系金融機関 ほか)