出版社内容情報
...「研究書」とはいえ、本書は、日本人の言語感覚をおおいに刺激する文体ですべての章を一気に著した一種の文学書、あるいは、哲学書としても堪能できるものです。
☆ 宗教学だけではなく、生命倫理、心理学、哲学などの諸領域に関わる章構成をしていますから、人間の精神文化に関心のある人すべてにお薦めできます。
☆ 現在、大学の授業で使用されているほか、文学を愛好する中高年層のあいだで好評を博しています。
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☆ 本書の特色(≪学術を楽しむ≫工夫を満載!)
(1)「~教」以前の原初的にして本質的な人間の精神生活から説き起こし、
(2)「いのち」をキーワードとする多方面からのアプローチを試みる本格的な取り組み。
(3)6種類の詳細な一覧表による8宗教
(ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教、
イスラーム、シーク教、ヒンドゥー教、
ジャイナ教、仏教)の比較・分析・総合。
(4)最終章では、11宗教(上述の8宗教と儒教・道教・神道)のそれぞれに8頁ずつを
等分に割り当て、◆ 誤解や先入観などの指摘、◆ 図版とその解説、◆ 年表や系図、
◆ 聖句・原文の文字とそのローマ字表記・翻訳・解説、◆ 「いのち」をめぐる各宗教
の特質を順に掲載。
◇ 著者によるカバーデザインは、11宗教をシンボライズしています。
(5)巻末には、引きやすい註、知識の整理と把握に便利な、かなり詳しい索引(I.和文索引、
II.欧文索引)。
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《目次のご紹介》 ※ 第1~3章・各節の詳細は、省略しています。
第1章 「~教」以前の“宗教”とは?
-その原初的にして本質的な姿-
第1節 「いのち」に気づく
第2節 「いのち」の表現
第3節 「いのち」の解釈
第4節 「いのち」のゆくえ
第5節 「いのち」の価値観
第2章 多様なる「~教」の発祥・成立・展開
第1節 「宗教学」の基本的立場
第2節 人類の歴史から「宗教史」を切り取る
-8宗教の選択-
第3節 「宗教史」の縁起性と啓示性
第4節 「宗教史」における「唯一神」の生成
第5節 人間の脳裡に蓄積した多次元的時間の還元
第3章 比較宗教学の目的と方法
第1節 バランス感覚にもとづく諸宗教の把握
第2節 比較するには共通項が必要である
第3節 「聖なるもの」をめぐる宗教の構成要素
第4節 比較宗教学のモラル
第4章 比較宗教学の実践例
第1節 大切なものは眼に見えない
-諸宗教の至聖所にみられる
「空(から)の御座(みざ)」-
第2節 初めに、8宗教を俯瞰する
1.ゾロアスター教:
「いのち」の創造と破壊をめぐる闘いに挑む
2.ユダヤ教:
「いのち」の創造者に対する応答責任を自覚する
3.キリスト教:
「いのち」のよみがえりにあずかる
4.イスラーム:
「いのち」のなかに神の徴(しるし)を観る
5.シーク教:
「いのち」の浄化につれて成長する
6.ヒンドゥー教:
「いのち」の帰入すべき理法にゆだねる
7.ジャイナ教:
「いのち」の清浄なる本性を取り戻す
8.仏教:
「いのち」の充実に徹して生きてゆく
第3節 8宗教にみられる影響関係・共通点・
相違点 -諸宗教の「いのち」を育むもの-
第4節 続いて、3宗教と比較する
1.儒教:
「いのち」あるかぎり道を求める
2.道教:
「いのち」を超えて生きる
3.神道:
「いのち」の清らかなる幸いを願う
4.神道をめぐる諸宗教
結語
註
索引
カバーデザインの解説
内容説明
人類は「いのち」をいかに尊んできたのか?世界の諸宗教にその軌跡をたどる斬新にして明快な研究書の誕生。
目次
第1章 「~教」以前の“宗教”とは?―その原初的にして本質的な姿(「いのち」に気づく;「いのち」の表現 ほか)
第2章 多様なる「~教」の発祥・成立・展開(「宗教学」の基本的立場;人類の歴史から「宗教史」を切り取る―8宗教の選択 ほか)
第3章 比較宗教学の目的と方法(バランス感覚にもとづく諸宗教の把握;比較するには共通項が必要である ほか)
第4章 比較宗教学の実践例(大切なものは眼に見えない―諸宗教の至聖所にみられる「空の御座」;初めに、8宗教を俯瞰する ほか)
著者等紹介
田中かの子[タナカカノコ]
1994年駒沢大学大学院人文科学研究科博士課程仏教学専攻単位取得満期修了。1991~1995年インド国立デリー大学大学院人文科学研究科博士課程仏教学専攻。1994年、Ph.D.取得。1994~1997年日本学術振興会特別研究員。1995~1996年ケンブリッジ大学客員研究員。現在、駒沢大学非常勤講師。研究領域はインド仏教美術史、比較宗教学
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