内容説明
地方分権の時代に必要な教育実践とは?地方分権政策が展開する中で岐路に立たされている大都市生涯教育・社会教育の代表的事例として都市公民館発祥の地、北九州市を取り上げ、その実体を具体的に解明しつつ、「地域をつくる学び」とそれを育てる実践がいかに生まれてきたかを示し、今後の課題を探る。
目次
序章 都市公民館発祥の地から
第1章 都市公民館の生成と展開
第2章 教育文化「事業団」方式の歴史的終焉と生涯学習行政の新段階
第3章 ルネッサンス構想と大都市生涯学習
第4章 地域をつくる市民活動と学習実践
第5章 地域創造教育への地域施設の取り組み
第6章 「地域をつくる学び」を育む人々
終章 大都市生涯学習の可能性
著者等紹介
上野景三[ウエノケイゾウ]
佐賀大学文化教育学部教授
恒吉紀寿[ツネヨシノリヒサ]
北九州市立大学文学部助教授
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