内容説明
ナショナルな視点に立って、多様な形でアジアに関心を持った思想家を取り上げ、今日の状況を念頭におきつつ、革命、国際関係、政治、芸術等の様々な切り口から論及し、その人物像を鮮明に浮上させた興趣ある好著。
目次
序 日本人とアジア―過去と現在の視点から
新渡戸稲造の武士道論の射程
北一輝のアジア主義と中国
大川周明のインド観
柳宗悦の「非哀の美」論
尾崎秀実の「東亜協同体」論―その現実性とロマンの交錯
著者等紹介
鈴木正[スズキタダシ]
1928年生。名古屋経済大学副学長・教授(日本思想史)
高田豊実[タカダトヨミ]
1949年生。名古屋経済大学短期大学部教授(日本政治思想史)
李彩華[リサイカ]
1963年生。名古屋経済大学経営学部助教授(日本哲学思想史)
田中収[タナカオサム]
1925年生。名古屋経済大学名誉教授(アジア政治思想史)
山田英彦[ヤマダヒデヒコ]
1931年~2003年。元名古屋経済大学名誉教授
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