内容説明
本書は、第一に、重要な項目を考慮しつつ、セメスター制の講義期間内で話すことができる内容に限定する。第二に、憲法の条文以外の関連条文、重要判例、用語解説、そして、関連資料といった内容を理解しやすいように一冊にまとめたオールインワン構成に努める。第三に、本書を教科書とする学生が法学の憲法の内容を試験期間中のみの記憶として終わらせず、その後も何らかの形で生活やたとえば教員採用試験等でも役立つような実践的なものにすることをコンセプトとするもので、具体的には最新のニュース等をリアルタイムに取り上げながら、法学では「法と私たちの生活との関わり」、憲法ではその理想を学生諸君が日頃から意識して自分で考えられるような内容となっている。
目次
法学セクション(法とは何か;法と社会規範;法の分類;法の効力 ほか)
憲法セクション(憲法とは何か;国民主権;平和主義;基本的人権の尊重 ほか)
著者等紹介
三浦一郎[ミウライチロウ]
1966年横浜生まれ。1991年日本大学法学部卒業。1996年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、鎌倉女子大学講師、関東学院大学講師(日本国憲法、法学概論を担当)。研究テーマは人権論、憲法訴訟、法的危惧管理論、政治改革等
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



