内容説明
本書は、国際政治現象をいかに体系的に把握するか、重要な問題点をどのように捉えるか、そして、いかに安定した平和な未来を創造するか、これが本著の底を流れている著者の一貫した問題意識である。
目次
第1章 国際政治論の基礎
第2章 西欧国家体系の発展
第3章 冷戦の時代
第4章 経済格差と国際政治
第5章 新国際秩序の形成
第6章 「国連」新時代
第7章 地球環境と人間
第8章 人権の国際化
第9章 国際社会と日本
第10章 ポスト・モダニズムと国際政治
著者等紹介
高村忠成[タカムラタダシゲ]
1943年1月19日東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程(政治学)修了。創価大学教授、同大学平和問題研究所所長も併任。近代フランス政治史、国際政治史専攻。とくに、19世紀のフランス政治史を中心に、第二帝政、ボナパルティズム、国際関係史研究に取り組んでいる。著書に『政治学概論』(共著)、『政治学』、編訳書に『平和の創造と宗教』、訳書に『愛の力』、『ヒロシマ・ベトナム・核』(共訳)など
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