フロイト『文明とそれの不満』を読む

フロイト『文明とそれの不満』を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784893843746
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3010

目次

1 宗教の起源としての大洋的感情
2 人生を耐え忍ぶための鎮痛剤
3 文明とは何か?
4 文明発展の歴史
5 隣人愛および共産主義の批判
6 エロスおよび死の欲動
7 攻撃欲動の内面化―超自己の設定
8 文明の進歩の代償―幸福の喪失

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいとや

1
晩年の文明論三部作の二作目の副読本。フロイトはやはり骨の髄まで臨床家であり、批評家として文化や文明を眺めようとはしていない。文化や宗教という人間の生活に 染み付いている概念を意識化、分析していく事で、その問題点を解明していこう、というとてつもない作品になっている。 「実学としての心理学」という最早誰一人信じていない(トンデモ系は除く)理想が当時ヴィヴィッドに信じられていたんだなぁとしみじみ。況してや開祖(誤弊あり(笑))フロイト、その熱量たるやっていう。2018/11/03

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