内容説明
「人間が生き、そして死ぬということはどういうことか」の問題について、本書では、癌告知、ターミナル・ケア、脳死、臓器移植、人工授精など、さまざまな角度から考える。患者側から医療者へのメッセージ―患者のもっている辛さ、せつなさを代弁している。
目次
第1章 死をみつめる心(人間にとっての死;死をめぐる選択―癌告知;知る勇気と知らせる勇気;死と直面したとき)
第2章 揺れる心―生と死のはざまで(安楽死〈尊厳死〉;生と死の境界で)
第3章 “生”をめぐる選択(不妊治療;胎児診断と障害児の生命権)
第4章 死と宗教―その緊密なかかわり(病いのなかで;東洋の死生観―仏教の視点から;西欧の死生観―キリスト教の視点から)
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