内容説明
虚子はいかにして俳人虚子になっていったのか。その起伏にとんだ生涯と数々の名句を、時代の流れの中に、鑑賞し、吟味し、考察した斬新な高浜虚子像。
目次
第1章 明治期
第2章 大正期
第3章 昭和・前期
第4章 小諸時代
第5章 昭和・後期
著者等紹介
矢島渚男[ヤジマナギサオ]
1935年、長野県上田市生まれ。東大文学部卒。石田波郷、波郷死後、加藤楸邨に師事。1991年、俳誌「梟」を創刊、主宰。読売新聞俳壇選者。俳文学会・日本文藝家協会会員。主要著作、句集、『延年』(四季俳句大賞)、『百済野』(芸術選奨文部科学大臣賞)『冬青集』(蛇笏賞)などの他、古典研究、現代俳句評論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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