感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
15
7篇を収録。「お友達契約書」は、自分を虐めていた同級生がまた学校に戻る話。結末は微かな救いに触れるのみ。「生徒会スペシャル」は、廃校間近の児童4人の小学校を訪れ人形劇で慰めようとする話。途中からドタバタ劇に。他の5篇は、二つの時代にまたがる。「10years 永遠の桜」は、この時点では未来の2021年から東日本大震災を振り返り失った級友を悼む小さな町の話。当然ながら1年前に予定通り東京オリンピックは開催されている。「月のかけら 2014」は、幕末の新撰組を題材にした演劇部の演目が入れ子構造になる。(②へ)2025/06/11
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