目次
第1章 基本トレーニング
第2章 ストーリーをつくる
第3章 アドバンス・トレーニング
第4章 問題点を解決しよう!
第5章 いろいろなゲームたち
第6章 ウォーミングアップ・ゲーム
第7章 レッスンガイド
第8章 インプロの歴史と現在
著者等紹介
絹川友梨[キヌガワユリ]
玉川大学文学部芸術学科演劇専攻出身。インプロ★ワークス代表。インプロヴァイザー。俳優。ワークショップ・リーダー。劇団遊◎機械全自動シアターにて、飯島由美として数々の舞台を踏む。退団後も俳優として、舞台・TV・映画など、国内外で活躍中。1996年、「インプロ★ワークス」を設立。大人から子どもまで、俳優希望者のインプロ・ワークから仲間づくりまで、幅広い枠での即興・表現ワークショップを各地で行っている。即興パフォーマンスへの出演・演出・指導も積極的に行っており、自らのグループ「イエローマン・グループ」は、バイリンガル・即興パフォーマンスグループ。1999年、主演映画「メモリー・アンド・ディザイアー」の演技に対して、ストックホルム国際映画祭で主演女優賞、ニュージーランドではベスト外人パフォーマー賞受賞。主なワークショップは西武池袋コミュニティカレッジ「楽しい即興」、香川芸術フェスティバル・シアターワークショップ「演劇であそぼ!友達つくろ!」、石川県金沢市芸術村「指導者養成講座」、札幌市教文フェスティバル「インプロ・ワークショップ」など
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感想・レビュー
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absinthe
128
ずいぶん前に一度読んだのだが。また読んでみた。最近、インプロのワークショップに通い始めた。ワークショップで受けたレッスンも紹介されていた。インプロの基本はがんばらないこと、ベストを尽くさないことだという。そういったことが少しわかる本。本の内容は淡々とゲームルールが記載されているだけだが、こんなゲームを友達としたらどれだけ楽しいだろうと創造が膨らむ。2017/09/30
ぱふ
20
インプロビジョンをゲームにしてみんなでワイワイ楽しんで、もっと即興劇上手くなろうよと言う話ですが、インプロに限らず日常が楽しくなる位と思います。インプロは楽しいです。やったらはまりますよ。最近、コロナでワークショップに行けないのが悲しいです。2020/10/11
デビっちん
6
インプロとは、英語のImprovisationを短くしたモノで、日本語では「即興」と訳される。本書は、インプロゲームを通じて、その場の状況・相手にすばやく柔軟に反応し、他者とつながりあい、仲間と共通のストーリーをつくっていく能力を養う。相手との関係性を即興で理解し、対応する訓練は、強制的に全体の位置づけを把握するトレーニングでもある。これを読書で考えると、部分で書いてあることが、全体の位置づけからどういうことを言いたいかを見つける力が養われる。部分と全体を往復する力を身体感覚で高めてみては?2015/12/05
わくい
1
実践的な内容ばかり。初心者がファシリテーターとなるには選ばなくてはならないが、それでも他の書籍にはないものがあって参考になった。2021/01/20
ゆーや
1
大学の講義にて!半期この作品を使ってインプロについて学びました。初心者にもわかりやすいように基礎の基礎から話が始まるのでおすすめな作品です!インプロ楽しい! 2014/07/05