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思凡
逃亡
鳥人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒野の狼
2
1994年に第一刷が発行の中国現代戯曲集 第一集は、三作を収録。高行健は2000年度にノーベル文学賞を受賞しているので、本戯曲集に含まれる彼の作品「逃亡（1990年）」は高行健の作品を早くに日本に紹介したものとして貴重。「逃亡」は、高行健の自伝的作品「ある男の聖書（1999年、舞台は文化大革命）」のもとになった作品であるが、ふたつの作品を読むとお互いに補完し理解が深まる部分がある。「逃亡」は40ページほどの戯曲なので、読了は数時間で容易。2021/10/23
