内容説明
関連種を含めた1,523種を掲載した『新版 北陸のきのこ図鑑』(2013年発行)に掲載されなかった448種を追加しました。著者が収集し国立科学博物館に収納された6,676点のキノコ標本のすべてが分かる「石川県菌蕈集録」を記載。
目次
追補 北陸のきのこ図鑑
石川県菌蕈集録(担子菌類;子嚢菌門)
石川県内の主な調査地分布図
キノコ関係の新分類体系(2013.12.現在)
追加 参考文献
著者等紹介
池田良幸[イケダヨシユキ]
昭和5(1930)年石川県生まれ。昭和24年石川師範学校卒業後、金沢市内の小中学校教諭や石川県理科教育センター所員などを経て、平成2年伏見台小学校校長を最後に定年退職。その間、公務の傍ら県内のキノコ調査を続け、昭和51年より県内各市町村史自然編などのキノコの部を分担執筆。他に石川県産きのこ検索図鑑(1990)、石川のきのこ図鑑(1996)、兼六園とキノコたち(1997)(共編著)、石川県の自然シリーズ“石川県のキノコ”(1999)(共編著、石川県)などの著書がある。平成3年8月、同志と共に石川きのこ会を設立し、初代会長を務め現在名誉会長
橋屋誠[ハシヤマコト]
昭和34(1959)年京都府生まれ。滋賀大学教育学部修士課程卒業。現在、富山県中央植物園勤務。専門分野はベニタケ科チチタケ属の分類。植物園で中央植物園友の会きのこ部会を設立し、きのこの知識普及と富山県内のキノコフロラ調査中。日本菌学会、関西菌類懇話会、石川きのこ会、菌類懇話会など多数の菌類関係団体に所属
糟谷大河[カスヤタイガ]
昭和60(1985)年長野県生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士後期課程修了。博士(農学)。石川県小松市文化創造課学芸員を経て、現在、千葉科学大学危機管理学部講師。専門分野は担子菌きのこ類の系統分類及び生態で、特に腹菌型きのこ類や、高山帯のきのこの多様性に興味がある。日本菌学会、日本植物分類学会、石川きのこ会、菌類懇話会、NPO法人北方菌類フォーラム、千葉菌類談話会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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