内容説明
人命軽視の玉砕主義と対立する青年医師の血涙と慟哭の記。
目次
第1章 召集令・戦前の沖縄(三回目の召集令;出帆・魚雷攻撃 ほか)
第2章 米軍上陸戦(沖縄開戦に突入;米軍上陸戦 ほか)
第3章 日本軍全滅・解散(南端撤退への道;糸州天然洞窟 ほか)
第4章 生き残り最後の突破行(国頭突破に待機;与座岳 ほか)
第5章 終戦・投降勧告(友軍将校の勧誘;米軍収容所)
著者等紹介
遠藤幸三[エンドウコウゾウ]
1912年(明治45)生まれ。旧制金沢医大卒、産婦人科教室所属。戦時中(1937~1945)軍医として召集3回、戦後、産婦人科医として勤務、1988年(昭和63)76歳で退職。医学博士1944年(昭和19)。勲三等瑞宝章1986年(昭和61)。1988年(昭和63)金沢赤十字病院名誉院長
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