内容説明
「中医学(中国医学)」とは、四千年の伝統に裏打ちされた総合的な医学・医療。“最新”の漢方(薬)や鍼灸技術を用いて、病気の治療だけでなく、免疫力を高めて人々の健康を維持するための補完医療として、欧米では注目されています。本書では、さまざまな治療例を通じて、その効能についてやさしく解説します。
目次
第1章 ストレスに打ち克つ身体をつくる
第2章 鍼灸・養生法でストレスをためずにリラックスできる
第3章 なぜ、鍼灸治療が身体の若さを保つのか?
第4章 がんから生活習慣病まで中医学のアプローチ
第5章 これからの日本に絶対必要な中医学
第6章 日本の漢方薬、鍼灸治療の実態と、中医学との違い
付録 漢方薬の処方例
著者等紹介
何仲濤[カチュウトウ]
1946年生まれ。湖北中医薬大学を卒業。現在、徐福中医研究所代表。日本中医学会所属。1990年3月まで湖北中医薬大学付属病院などで難病の中医学臨床研究に従事。附属病院助教授。1990年4月笹川医学奨学金制度研究者として来日、筑波大学臨床医学系・東邦大学医学部における東洋医学臨床の共同研究(不妊症、男性性機能障害、更年期障害など)を経て、現代病中医研究所・徐福鍼療所所長、新都心中医医院中医研究所所長などを歴任、2010年1月徐福中医研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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