内容説明
某レポーターが「みやうちちょう」と言った宮内庁。「皇室のためのお役所」の素顔は、それほどまでに知られていない。気鋭の若手ライターが、綿密な調査・取材でそのベールを剥ぐ。評論家・加瀬英明氏は本書で、辛口の批評を展開。
目次
第1章 「開かれた皇室」めざす宮内庁のジレンマ
第2章 「皇室のためのお役所」のオモテとオク
第3章 かつての「雲上政庁」は今や十分の一の規模に
第4章 四百人で出発した官僚機構の栄故盛衰
第5章 “天皇家グループ”皇室のすべて
第6章 日本の歴史とともにある皇室の今昔
第7章 皇室や「天皇制」に対する複雑な感情
終章 日本人にとって天皇とは何か