内容説明
狛犬のルーツを求めながら、歴史と人間に自由闊達な洞察をめぐらせるエジプト・イラン・イラク・クウェートの旅。―『稲の道・歌の道』『狛犬のきた道』に続く第三作。
目次
序章(わが西方思慕;戦争体験と歴史;歴史は誰が書くか;ほんととうそ ほか)
エジプトの章(ナイル・デルタ;エジプトのキリスト教;最後の王女たち;神の妃ハトシェプスト ほか)
イラクの章(狛犬の先祖に会う;バベルの塔の謎;農耕のはじまり;ハトラ、パルチアの古都;5千年前の「水の民」 ほか)
クウェートの章(今様エデンの園;ペルシア湾の古代文明;神話と歴史 ほか)