内容説明
本書は、「エイズ患者」であったと同時に、欲望のままハチャメチャに生きた「講談師」平田豊が死の直前まで語り続けた最後のメッセージである。
目次
この本を貫く、三つの軸について
最初の上京
北村ちゃんという愛人
パトロンの上田
竹の子族
中学生の彼
ステッキボーイ
売り専
原さん
帰郷
着物屋就職時代
パフォーマンス・パブ
田舎の恋人
借金
二度目の上京
竹千代
マスク
中野での新生活
弟分、ナオト
バー・エルモア
ブローカー
ランコ姉さん
偽装結婚
コーリャンクラブ・ミンピ
入管〔ほか〕