目次
初期フォークレーベル写真集
第1部 URCレコード(URCは日本のインディーズの原点だった;秦政明インタビュー;岩井宏インタビュー;早川義夫インタビュー;URCレコードディスコグラフィー)
第2部 ベルウッドレコード(東京のハイカラ音楽、ベルウッド;三浦光紀インタビュー;ベルウッドレコードディスコグラフィー)
第3部 エレックレコード(フォークの大衆化をもたらしたエレック;永野譲インタビュー;エレックレコードディスコグラフィー)
アーティストインタビュー(大滝詠一;高田渡)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
40
大阪のURC、東京のベルウッドとエレック、それぞれカラーは違っているが、「フォーク」という音楽を、時代の大きなムーブメントにしたレーベル。三者ともポピュラー音楽史に長く記憶される存在だろう。収録された関係者の証言から伺えるのは、三者とも自然体というか、あまり意図もしないで、いつのまにか音楽界をリードしていたと思えること。ブームとはそんなものかもしれない。今では入手困難な盤も含まれるレコードリストやステージ写真、チラシやポスターの図版には圧倒される。貴重な資料。再発CDが多数出るのは数年後。1986年発行。2023/02/28