内容説明
国際的な反捕鯨のうねりの中で失われゆく北の捕鯨文化を追跡し、北洋、オホーツク海沿岸などで鯨を追って壮絶に繰り広げられた男たちの捕鯨盛衰記。
目次
第1章 北の海のクジラたち
第2章 北海道の古式捕鯨
第3章 箱館奉行とアメリカ式捕鯨
第4章 ニシンかクジラか
第5章 近代捕鯨の始まり
第6章 ノルウェー式、北海道に
第7章 鯨肉輸送をめぐる苦労話
第8章 母船式の沿岸捕鯨への刺激
第9章 北千島漁場の繁栄
第10章 戦後捕鯨の技術革新
第11章 北洋捕鯨全盛時代と国際規制
第12章 小型捕鯨のがんばり