内容説明
どんなビッグビジネスも、生身の人間同士の交渉の積み重ねで成り立つ。相手の気分を害さないように気を配りつつ、自分の意見はしっかり通す、そんな人が本当に仕事ができる人である。また、厳しいビジネスの世界で生き残るためには、激しい議論・討論に負けないと同時に、無用な誤解で敵を作らないことも大切。つまり、効果的な話術を心得、「喧嘩」に強いことが、これからのビジネスマンに求められるのだ。本書では、論理的な話し方や自己主張が得意な欧米人の事例を参考に、上手に話すよりも伝わるように話す、相手を自分のペースに巻き込む、遺恨を残さないように相手に逃げ道を用意して喧嘩をする、勝てない勝負は上手に負ける…など、ビジネスに役立つ「喧嘩」の技術を紹介。
目次
第1章 「喧嘩スピリット」は人生を楽しむコツ
第2章 なぜ、アメリカ人はあんなに「口達者」なのか?
第3章 勝つための喧嘩の極意
第4章 ロジカルに喧嘩できる人が大勝利をおさめる
第5章 喧嘩の達人はビジネスの達人
第6章 喧嘩スピリットがビジネスを決める
著者等紹介
生井利幸[ナマイトシユキ]
1964年生まれ。明治大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了。米国ペンシルベニア州ラフィエット大学講師を経て、現在、オランダ、国立フローニンヘン大学法学部客員研究員。ノンフィクション作家
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