内容説明
いまの健康常識が、実は間違っているとしたら?よく、塩をとりすぎてはダメ、卵はコレステロールが多いからダメ、と言われます。たしかに「精製塩」のとりすぎはよくありませんが、ニガリを多く含む「自然塩」は、むしろしっかりとるべきだと著者は言います。自然塩は、体内の化学物質の排除、筋肉維持、生命維持などに欠かせないものなのです。また、切れやすく、疲れやすい子供には「ニガリ」が効果的。そして、生卵と醤油をまぜたものを飲む「卵醤療法」を実践すると、花粉症、アトピー性皮膚炎、高血圧・低血圧、痛風など、数多くの病気が治ってしまうそうです。塩分と人体、精神、心との関わりを解き明かしながら、その他の健康法についても幅広くふれた本書には、日常の健康生活の知恵が満載。
目次
第1章 塩分をとって頑張ろう
第2章 ニガリと病気の関係
第3章 塩分と心の関係
第4章 塩の話と卵醤療法
第5章 減塩は病気人間を増やす
第6章 「清め塩」廃止について
第7章 飲尿療法と周梨槃特(チューダパンダカ)
第8章 知的健康生活のエッセンス
第9章 タバコとその害
著者等紹介
宮松宏至[ミヤマツヒロユキ]
1940年横浜生まれ。大学卒業後、報道写真家を目指して筑豊へ。北九州の労働下宿に住む。67年より5年間、アメリカ民間航空チャーター便の客室乗務員としてヴェトナムに米兵を運ぶ。74年、故上野英信氏と炭鉱離職者を南米に訪ね、写真取材。75年から、カナダ・オンタリオ州、グラシー・ナローズのインディアン(先住民)居留地に滞在。ボランティア活動のかたわら、自らの病気快復のため東洋鍼治療をモントリオールで学ぶ。81年、トロントに移り、あるインド人の移住者から尿療法のことを聞き、実践する。帰国後、健康・教育・翻訳関係の分野で活躍する。宮松英語塾塾長。映画製作:Grassy Narrows(グラシー・ナローズ居留地)Canada Film Board共催
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