内容説明
本書では、現代のさまざまなテクノロジーの中で特に重要と思われるものを取り上げ、それぞれの基礎になっている概念や、これまでの歩みと今後の展望について解説している。今さら知らないとはいえない、と感じている機械(日ごろ使っているコンピュータなど)の仕組みや、わかっているような気がしているけど実はよく知らないヒトゲノムなどについて、こっそり勉強するにはもってこいの一冊である。
目次
第1章 コンピュータ入門講座―ビットからギガバイトへ、そして…
第2章 ソフトウェア―コンピュータを意のままに動かす
第3章 世界を結ぶシステム―テレコミュニケーションとネットワーク
第4章 レーザー―すばらしき光
第5章 生命の秘密を探る―DNAビジネスの誕生
第6章 薬と治療の未来―薬剤開発とガン治療の新しい方向性
第7章 診断装置と再生医学―人体の内部を見る
第8章 新素材―化学の進歩が生活を変える
第9章 地球を汚さないエネルギー―母なる大地、風、そして火
第10章 テクノロジーと環境―産業廃棄物のリサイクル
著者等紹介
広岡結子[ヒロオカユウコ]
1956年石川県生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒業。共訳書に『インドの聖者スンダル・シング』『スンダル・シング著作集1~3』(ともにミルトス刊)など。訳書に『愛と憂鬱の生まれる場所』(はまの出版刊)がある。富山県在住
安井京子[ヤスイキョウコ]
1958年富山県生まれ。東京都立大学(史学専攻)卒業。東京で中学校教諭として勤めた後、郷里へUターン。現在は通訳ガイド、英語講師、翻訳に従事。著書に、地方在住で主婦からスタートし、語学関連の仕事を獲得するまでの体験を書いた『女は英語でよみがえる』『女は英語でよみがえる2』(はまの出版刊)がある
えのめ有実子[エノメユミコ]
1948年富山県生まれ。富山大学文理学部文学科卒業。富山県で長年にわたり学習塾を営む。訳書に『修羅のひつぎ』『断層の森』(ともにDHC刊)がある。富山県在住
スティックス,ゲーリー[Stix,Gary]
全米雑誌賞を受賞した「サイエンティフィック・アメリカン」誌のベテラン編集者
レイコブ,ミリアム[Lacob,Miriam]
雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」「データ・コミュニケーションズ」「コンピュータ・ディシジョン」などに多数寄稿・執筆している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。