内容説明
東京から町工場が消えた。魚屋も食堂も、とっくに消えており、忽然と新しいビルが建ちはじめた。そして「東京」は、数年前とはまったく異なる景観を呈してきた。「東京」はこのまま進むと、いったいどうなっていくのだろう。いま、「東京」は21世紀に向け、大きく背伸びをし、手足をひろげて環太平洋地域の中心、世界経済の中心として起きあがっているのだ。毎年毎年、「東京」はヒマラヤ山脈のように隆起している。町工場も商店も、みんなそうした隆起の中で斜面を転がるようにして落ちていった「時代の化石」。いまある「仕事」がなくなるかもしれない。新しい「職種」も生まれるかもしれない。2002年の「東京」は、いまのままの考えでは、絶対に生きてゆけない。この本は、国際的情報科学者があえて書き下した重大な警告書である。
目次
乱立する再開発は20世紀最後のうねり
世界に通用しない人間は、もはや「東京」では生きられない!
いまの、この「仕事」は消える!
君の子供は2002年超高集積度都市「東京」でリーダーになりえるか!
超高集積度都市「東京」は快適で優しい!
快適な2002年まで「東京」をどう生きぬくか!
資料 国が考える2002年までの情報化進展のシナリオ
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