内容説明
記憶の流出する部屋にそれでも残留しようとする言葉と身体の渦。おれたちの旅はどうなる。行き場を失くすのか…雨の中を佇むのか。可能なかぎりに舞う小石のダンスとコスモロジーの夢幻が走る渾身の第三詩集。
目次
ようこそ!シルバーランド“なごみの苑”へ
眼を閉じよ、声が。(この苛立ちは;余白の静寂に白のあと;雨がふる ほか)
詩篇 佇み、待つ(明け方に;熟慮;虚しい努力 ほか)
詩篇(遠くの声;あすは;ふと漏れた像 ほか)
著者等紹介
浮海啓[ウキガイサトル]
1937年11月生。静岡県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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