目次
第1章 現代子育て事情(今どきの子育て;子どもの“育ち”の危険信号 ほか)
第2章 親になるのはいつからか(幼児期を急いで生きる子どもたち;なぜ、子どもたちを叱れないの? ほか)
第3章 子どもたちと同時代を暮らす息苦しさ(変化する子どもたちの遊び;若者と同じ時間帯を生きるむずかしさ ほか)
第4章 子どものそばに寄り添う大人の大切さ(他者との出会いで自分を見つける場を;子どもにモラルを語るむなしさ ほか)
第5章 親と子どもの自分さがしの中から(家族とは?;私的な生活と公的な生活の境界線が見えなくなる ほか)
著者等紹介
辻井正[ツジイタダシ]
関西学院大学商学部卒・文学部大学院卒業後、旧西ドイツ障害者の町(ベーテル)にて看護助手として勤務。ケルン大学にて研修を終えて帰国。帰国後、日本で初めてのおもちゃライブラリーを大阪に設立。NHK教育番組のレポーターとして「流行の中の子どもたち」「現代おもちゃ事情」「10代の性はゆれている」、その他福祉番組で取材。また、25年来のヨット歴を生かして1994年環太平洋レース、1997年国際帆船レースを少年たちと完走。大阪教育大学・神戸女学院大学講師を経て、現在は「オランダ国立教育評価機構ピラミッド教育法」JAPANセンターとして「辻井こども総合研究所」を設立する。平成12年度大阪府教育功労賞受賞。著書7冊が中国語訳、3冊が韓国語訳
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