目次
第1部 障害児保育・特別支援教育を支える理念(障害児保育・特別支援教育とは;障害児保育・特別支援教育の基本)
第2部 障害の理解と保育における発達の援助(障害の理解と保育1―知的障害;障害の理解と保育2―肢体不自由・重症心身障害/聴覚障害/視覚障害/言語障害;発達が気になる子どもの理解と保育;障害の理解と保育3―自閉症スペクトラム/学習障害/注意欠如多動症;多様な支援を必要とする子どもの理解と保育―外国につながる子ども/子どもの貧困)
第3部 障害児保育・特別支援教育の実際(子ども理解に基づく計画の作成と記録・評価;個々の発達をうながす生活やあそびの環境;他者とのかかわりと育ちあい;職員間の協力関係)
第4部 家庭および関係機関との連携(家庭や関係機関との連携;障害のある子どもの早期発見と支援;障害のある子どもの就学に向けての支援)
第5部 障害のある子どもの保育にかかわる現状と課題(障害のある子どもの発達を支える関連資源の現状と課題;支援の場の広がりとつながり)
著者等紹介
前田泰弘[マエダヤスヒロ]
長野県立大学健康発達学部こども学科教授/博士(教育学)/臨床発達心理士。東北大学大学院教育学研究科を修了後、東北福祉大学准教授、ラハティ応用科学大学(フィンランド共和国)客員研究員、和洋女子大学教授を経て、現職。保育所への継続的な巡回相談や、野外環境を利用した幼児の身体感覚の向上の実践・研究をしている。保育者養成課程では「特別支援教育論」「保育内容 環境」「こどもと自然」などを担当
立元真[タツモトシン]
宮崎大学大学院教育学研究科教授/教育学修士/公認心理師・臨床発達心理士スーパーバイザー・学校心理士。子どもの発達支援における予防的介入として、ペアレント・トレーニングおよび保育者トレーニングのプログラム開発・実践を続けている
中井靖[ナカイヤスシ]
京都女子大学発達教育学部心理学科教授/博士(保健学)/公認心理師・臨床心理士。療育センター等での発達検査や発達相談を通して、発達が気になるこどもや障害のあるこども、その家族への支援に取り組む。研究テーマは、発達支援における知能・発達検査の活用、自閉スペクトラム症児の音声解析など
小笠原明子[オガサワラアキコ]
長野県立大学健康発達学部こども学科准教授/修士(教育学)/保育士。保育士として野外保育の実践に長年携わった経験を生かし、発達の気になる幼児の保育実践・研究をおこなっている。最近の研究テーマは、野外保育を通じた発達の気になる幼児の行動拡大とそれへの保育士のかかわりなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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