児童の福祉を支える“演習”社会的養護〈2〉

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児童の福祉を支える“演習”社会的養護〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784893473257
  • NDC分類 369.43
  • Cコード C3037

出版社内容情報

家族の代替者ではなく、専門性を有する支援者を目指す

すべての子どもが社会の養護を必要としている現代、「社会的養護?」の学習は、子どもの権利や家庭・社会の在り方を学ぶことにもつながる。本書では、各施設の実情・具体的方法・理念、また保育士の専門性にかかわる知識・技術とその応用について、「子どもの最善の利益」という視点から多角的かつ明快に解説した。家庭養護の推奨、施設の小規模化が進む現状を踏まえて内容を再検討した。

多種多様な事例に基づく演習課題を豊富に盛り込み、子どもの貧困や虐待など、現代の諸問題にも考察を加えた実習や実践に役立つ一冊。



第1章 子ども理解に基づく社会的養護
 ? 社会的養護における子ども理解と支援の基本
  §1 子どもの最善の利益
  §2 生存と発達の保障
  §3 児童自立支援計画の作成と記録及び自己評価
  §4 子どもの権利を守る仕組み
 ? 社会的養護における保育士等の専門性
  §1 支援者としての資質と倫理
  §2 バーンアウトと共依存の予防

第2章 社会的養護の実際
 ? 児童養護の体系と児童福祉施設の概要
  §1 児童養護の体系
  §2 児童福祉施設の概要
 ? 施設養護・家庭養護の生活特性と支援の実際
  §1 児童養護施設の暮らし
  §2 乳児院と母子生活支援施設の暮らし
  §3 医療型障害児入所施設の暮らし(重症心身障害児、肢体不自由児)
  §4 治療的支援と児童自立支援施設・児童心理治療施設の暮らし
  §5 福祉型障害児入所施設の暮らし(知的障害児、自閉症児、盲ろうあ児)
  §6 里親制度の特徴とその実際

第3章 保育の専門性にかかわる知識・技術とその実践
 ? 心の傷を癒し、心を育むための援助
  §1 保育士の業務
  §2 虐待された子どもへの支援
  §3 虐待への対応
 ? 親子関係の調整
  §1 子どもと家族への支援
  §2 児童相談所との連携
  §3 家庭支援
 ? 社会的養護にかかわる相談援助の知識・技術とその実践
  §1 相談援助の技術の活用
  §2 入所から退所後に至る支援と基本的日常生活支援

第4章 今後の課題と展望
 ? 施設の小規模化と地域連携
  §1 施設の小規模化・地域分散化
  §2 地域とのかかわりと家庭支援
 ? 地域住民と施設
  §1 地域と施設の関係

吉田眞理[ヨシダマリ]
著・文・その他/編集

目次

第1章 子ども理解に基づく社会的養護(社会的養護における子ども理解と支援の基本;社会的養護における保育士等の専門性)
第2章 社会的養護の実際(児童養護の体系と児童福祉施設の概要;施設養護・家庭養護の生活特性と支援の実際)
第3章 保育の専門性にかかわる知識・技術とその実践(心の傷を癒し、心を育むための援助;親子関係の調整 ほか)
第4章 社会的養護の課題と展望(地域連携と家庭支援;地域住民と施設)

著者等紹介

吉田眞理[ヨシダマリ]
大正大学大学院人間学研究科博士課程福祉・臨床心理学専攻社会福祉修了。博士(人間学)。小田原短期大学学長。主な研究、地域子育て支援、児童福祉、家庭支援、住民(ボランティア)活動

高橋一弘[タカハシカズヒロ]
大正大学大学院文学研究科修士課程社会福祉学専攻修了(文学修士)。大正大学人間学部社会福祉学科教授。主な研究、児童家庭福祉、児童家庭福祉領域のソーシャルワーク

村田紋子[ムラタアヤコ]
大正大学大学院文学研究科修士課程社会福祉学専攻修了(文学修士)。児童養護施設児童指導員、小田原短期大学保育学科准教授を経て、現在、更生施設・宿所提供施設相談員。主な研究、児童養護施設における権利擁護のあり方・子ども虐待と社会的排除(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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