内容説明
幼児期は生涯にわたる健康の基礎をつくる時期であり、子どもの発達に適した運動経験を十分に積んでいく必要がある。しかしそれは特定の運動を行うということではない。日常の生活や遊びのなかで、子ども自身が運動を楽しいと感じ経験していくことが必要で、その経験の積み重ねが、健康な心身を育てることになる。本書は、保育者になる人、現在保育職にある人が、運動を実践するとき理解していなければならないことを、理論と実践で示している。
目次
1 理論編(運動はなぜ幼児に大切(必要)か
遊び・生活と運動
運動指導のポイント
運動にかかわる現代的課題)
2 実技編(運動編;その他)
著者等紹介
岩崎洋子[イワサキヒロコ]
東京教育大学体育学部卒業。日本女子大学名誉教授。専門は、健康教育学
吉田伊津美[ヨシダイズミ]
東京学芸大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科保健体育専攻修了。筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻修了。博士(学術)。現在、東京学芸大学総合教育科学系幼児教育学分野教授。専門は、体育心理学、領域教育学(健康)
朴淳香[ボクジュンコウ]
日本女子大学家政学部卒業。お茶の水女子大学大学院修士課程人文科学研究科舞踊教育学専攻修了。修士(文学)。鶴見大学短期大学部保育科教授を経て、静岡県立大学短期大学部こども学科教授。専門は、幼児の運動、幼児の健康
鈴木康弘[スズキヤスヒロ]
東京学芸大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科保育体育専攻修了。修士(教育学)。現在、十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科准教授。専門は、保育学、体育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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