内容説明
幼児教育の知を構成する視座を求めて。人間・学び・学校・社会という共同体のトポスに焦点を当てて、従来の就学前教育が子どもたちに当てた光を再考しつつ、これからの幼児教育の知を構築する視座を探求するシリーズ。
目次
第1部 人間教育の原理(生の系譜;日本の幼児教育思想の系譜;精神の源流へのアプローチ)
第2部 場所・空間・時間という原理の所在(自己活動する内的衝動の発露と環境;原理を具現化する場所;経験という教育陶冶の内容)
第3部 教育の実体(自己と自己教育;教育臨床への挑戦)
著者等紹介
青木久子[アオキヒサコ]
長野県出身。青山学院大学大学院修士課程修了。国家公務員から東京都公立幼稚園の教諭、東京都立教育研究所指導主事、同統括指導主事、東京都教育庁指導部初等教育指導課指導主事として、全都の幼児教育行政、幼児教育・幼児発達研究を担う。その後、昭和女子大学専任講師、国立音楽大学教授兼同附属幼稚園長等を歴任。授業は、他大の非常勤講師も含めると教員養成課程の「表現」を除く全科目を担当する経験を有する。2004年から青木幼児教育研究所主宰、青山学院大学非常勤講師、文京学院大学および同大学院非常勤講師の傍ら、実践現場の研究・研修支援、執筆等を中心に活動しながら週末は農業に勤しんでいる。専門領域は幼児教育学、教育実践研究、発達臨床心理士。日本保育学会、日本教育学会、日本発達心理学会、日本臨床発達心理士会、日本教育実践学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 現代企業研究の基礎