「孫子」に学ぶ研究開発の兵法―MOT(技術経営)に活かす研究者のための戦略思考

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893469502
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0034

内容説明

「消せるインク・トナー」の研究で、数々の受賞に輝く企業現役開発者による、エンジニアのための実践ビジネス講座。豊富な事例解説で、研究開発における戦略の要諦を説く!「戦略チェックシート」つき。

目次

序章 研究開発における戦略思考とは
第1章 研究テーマの選択(研究開始の動機;研究開始時期と製品の市場位置;研究者個人の戦略;研究戦略とマーケティングの整合;新規技術を事業化するために)
第2章 研究者のための孫子の兵法(孫子の兵法の歴史;開戦と研究開始の条件と早期終結 ほか)
第3章 戦略マップの策定手法(戦略マップの策定手順の例;戦略マップの実例;特許戦略の実例)

著者等紹介

佐野健二[サノケンジ]
(株)東芝研究開発センター環境技術ラボラトリー研究主幹。工学博士。1956年東京都生まれ。東京農工大学工学部製糸学科卒業、東京工業大学総合理工学研究科電子化学専攻博士課程修了の後、(株)東芝に入社。総合研究所化学材料研究所を経て現職。この間、横浜国立大学大学院非常勤講師、東京農工大学非常勤講師、(財)日本化学会化学普及小委員会委員および代議員、三井業際研究所グリーンケミストリー調査研究委員会委員、化学技術戦略推進機構戦略策定委員会GSC評価手法研究会委員などを歴任。「消去可能インク・トナーの発明」で、1999年『Asian Innovation Awards Review』誌(米国)でシルバー賞、同年科学技術庁長官奨励賞、2004年文部科学大臣賞研究功績者賞、2005年日経地球環境技術賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いかちょー

1
特許戦略の部分は参考になったが、それ以外の部分は孫子の兵法以上のことはほとんど何も具体的には書かれていない。この抽象的な兵法を具体的な戦略と戦術に変えていく力が必要だが、それについては触れられていない。MOTの一般的な解説書を読んだ方がわかりやすいだろう。2009/12/31

Kon

0
特許の攻め方、企業ならではの研究の進め方が参考になる。2016/06/14

UFO_TypeR

0
孫子の兵法になぞらえて、企業での研究開発の戦略を解く。特に、研究開始時の戦略が重要なことがめいかくであり、将軍の意思決定が重要である。また、事業部に任せず、研究者自らが研究開発戦略を立案しなければならない。2018/11/21

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