内容説明
変化の激しい現代では、論理的思考法であるクリティカルシンキング以外に、斬新なアイディアを産んだり、既存の考えの枠組みにとらわれない自由な発想を行うクリエイティブシンキング(創造的思考)の重要性が高まっている。本書はアイディアの創造プロセスから、実際の脳の思考システム、各種発想法までを網羅して解説。
目次
第1部 クリエイティブシンキングの概要(クリエイティブシンキングの基本)
第2部 アイディアの創造プロセス(アイディアはどのように産み出されるか)
第3部 脳の思考の仕組みと特徴(脳の情報処理システムの概要;脳のニューロンネットワークモデル;脳はどのように知覚するか;水平思考)
第4部 クリエイティブシンキング実践編(ブレーンストーミング;水平思考 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinya
7
アイデアの発想法も紹介されているので使えるように実践が必要。 この通勤大学シリーズはコンパクトによくまとめられているので重宝。2017/06/19
Syun
2
思考を柔らかくし、自由な発想をするためのツールがたくさん紹介されている。前半の 脳科学的な内容も面白い。クリエイティブな事をやるための強力な武器として活用できそう。2014/05/15
より
1
★★☆2018/04/22
あだちん
1
思考一つとっても、クリティカルシンキングとクリエイティブシンキングがあると書かれているが、やはり奥が深い世界である。おそらく、もっともっと深いのが真実であろう。2017/07/17
バグラチオン作戦
1
要は発散についてですね。 ファシリテーションとかを学んでいる人は改めて読むこともなく。。。後半部分はパラパラっと。 なぜ、人が思考停止になるか、わかりやすくかかれています。松茸狩り、毎年、むやみに生えている場所を探すなら、去年生えていた場所、そして、類似している場所さがす。 人間が思考停止する(経路依存)のは、そうしたほうが容易く生存できる可能性が高いからでは? 2016/09/25