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内容説明
双子の女子高生が「絆」「死」という運命と、真摯に向き合う姿を描いた、インディーズムービープロジェクトの援助作品。映画「ブリュレ」インタビュー対談(林田賢太監督×IMPプロデューサー)を特別収録。
著者等紹介
平田拓朗[ヒラタタクロウ]
1979年長崎県生まれ。作家
林田賢太[ハヤシダケンタ]
1976年大阪府生まれ。映画監督
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
15
「なんのためだけでもなく 生きるということ」炎は日名子にとっての水那子、燃やすことによって彼女の存在を確かめるという危うさ。水那子は癌におかされて13年間離ればなれだった日名子を訪ねる…。スプーンをコンロの火であぶってジュっと生地につける嬉しそうな2人のあどけない笑顔にどうしても未来が見えて切なかったです。病気で弱っていく水那子と炎のシーンの対比が印象的でした。日名子には素敵なパティシエになってほしい。関係ないけどブリュレとなるとどうしてもアメリを思い出しやはりスプーンでざくざくして食べたくなりました。2017/03/03