ヌレエフ―20世紀バレエの神髄 光と影

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893362452
  • NDC分類 769.38
  • Cコード C0098

内容説明

キーロフバレエ団で鮮烈デビュー後、フランスへ電撃亡命、マーゴット・フォンテーンとの共演でバレエ界の寵児となりパリ・オペラ座芸術監督として才覚を発揮…。時代に翻弄されバレエにすべてを捧げた鬼才ダンサー・ヌレエフの真実。

目次

開幕―シベリア鉄道の轟き(1938‐1942)
第一歩―バレエの“悪魔”にとりつかれて(1942‐1955)
レニングラード―我が心の恩師プーシキン(1955‐1958)
キーロフ―鮮烈デビュー(1958‐1961)
グラン・ジャンプ―運命の扉は開かれた(1961)
新たな人生―“光輝く自由な世界”(1961)
ひと目惚れ―炎と氷(1961‐1962)
マーゴット―終生の愛(1963‐1964)
ルディマニア―孤高のナルシスト(1962‐)
ジキル博士とハイド氏―ミスターヌレエフの愛(1962‐)〔ほか〕

著者等紹介

メヤ‐スタブレ,ベルトラン[メヤスタブレ,ベルトラン][Meyer‐Stabley,Bertrand]
フランスのジャーナリスト、諸外国で特派員として活躍。長年ELLE誌のライターを務める。20世紀の伝説の主人公たちにスポットを当て、著書の多くは各国で翻訳出版されている

新倉真由美[ニイクラマユミ]
東京生まれ。学習院大学仏文科卒業。日本ペンクラブ会員。執行バレエスクール所属。文化庁主催公演、舞踊作家協会主催公演、NBA主催公演、杉並洋舞連盟主催公演、センドー・オペラ公演、上海万博世界児童絵画展表彰コンサート等に出演。各地でサロンコンサート開催。フランス語、英語の通訳、翻訳、司会など多岐にわたり活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょう

3
映画「ホワイトクロウ」の原作はこれかしら…亡命のシーンが甦りました。その後については、バレエ自体の記述が少なくてもの足りない気持ちです。証言している人のことを知らないからかもですが。有名になると、ただ踊ってはいられないということでしょうか。2019/06/28

Naaja

3
ヌレエフが父親に猛反対されながらも情熱のままバレエダンサーになっていく過程、亡命期、ロイヤルバレエでのフォンティーンとの出会いとパートナーシップの醸成、パリオペでのバレエダンサー達との確執、そしてエイズと死。また、ビジネスマンの才覚があったとは知りませんでした。歴史に残るバレエダンサーやその他の有名人とのかかわりも満載。バレエファンの方は絶対読むべき。2010/09/29

べる

1
映画を観たので、より詳しく彼のことを知りたくて読んでみた。ついでにうちにあった、ヌレエフとフォンティーンの白鳥全幕を観てみた。古いタイプ、ギエム前のダンサーだけど、上品。脚を上げれば良いと言うものではない・・。ミーシャと親交があったのも意外。今はソ連なんて言ってもわからないだろうな〜。あの緊張感。2019/06/11

kokekko

1
ヌレエフに纏わるセンセーショナルな『噂』を、史料批判など一切なしに、おもしろおかしく脚色した本という位置づけで読んだ。最初に読む彼の本がこれだと、悪い意味でインパクトが強すぎる気がするけれど、「こんな噂もあったのか……」という60年代からのヌレエフブームの尾ひれを楽しむには、まあ悪くないかも。2011/03/19

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