内容説明
NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」から13年。吉行あぐり103歳までの軌跡と家族の思い出、夫・エイスケ、長男・淳之介、次女・理恵の作家としての生涯、そして、長女・和子と過ごす満ち足りた百歳の日々の記録。
目次
第1章 あぐりの章
第2章 エイスケの章
第3章 淳之介の章
第4章 和子の章
第5章 理恵の章
終章 「あぐり」その後
著者等紹介
阿部和江[アベカズエ]
1939年東京生まれ。都立小石川高校卒、会社勤めを経て結婚。初めシナリオライターとして「宇宙刑事ギャバン」などを執筆。1992年より十数年間「乗馬への道」編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうゆう
2
飄々とした生き方、職業婦人の印象はテレビの影響かもしれない。お元気で天寿を全うされて、今頃天国のエイスケさんと、短かった家族生活の続きを送っているかもしれない。ゆすらうめが実る頃、読んでみたいな。2015/07/26
Aya Benzer
2
スペイン風邪に罹った次姉が亡くなるとき「わたしの残りの人生をあなたにあげるわ」といった話が印象的。本当にその通り、父、2人の姉、エイスケの分まで生きてきたかのようなご長寿のあぐりさん。波乱万丈、苦労も多かったでしょうに、あっけらかんと明るく生きている姿は、やはり100歳を超えた人ならではの達観が表れているのかな、と感じました。2010/10/20
katta
2
NHKの朝ドラですっかり有名になった吉行あぐり。103歳になって、さすがに移動は車椅子だが、頭はすっきりシャンとしている。あぐりを中心に、夫エイスケ、息子淳之介、長女和子、次女理恵たちの身辺を取材、吉行家の人々の記録である。女丈夫とはこういう人を言うのだろう。2010/07/20
よー
1
ドラマ「あぐり」が大好きだったので手に取った。実際のあぐりさんも90歳を超えてから海外旅行をしたりお元気。子どもさん二人の死を経験されたのは辛いだろうな。2011/01/30
キャシー
0
吉行理恵さんのエッセイと吉行淳之介さんのエッセイが読んでみたくなった。とくに吉行理恵さんの生涯、彼女が書いた本が読みたい。2014/11/25
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