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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
16
カタロニアの画家ジョアン・ミロと、パリ大学教授のジョルジュ・ライヤールによる対談集。ミロが自分の仕事の仕方や、フランコ政権に対する態度、ルネ・シャールやピカソ、ガウディなどとの交友関係などについて語ったもの。ミロは詩人のように自然や美を直感的に把握するタイプの人で、シュルレアリストの旗頭ブルトンなどのように理論で仕事をするタイプの人ではないようだ。食事や排泄などと同じように制作をするミロは、完成した自分の作品に執着がないが、作品が金持ちの居間を飾るのは嫌っており、美術館で大衆に見てもらうことを望んでいた。2022/08/11